無痛分娩希望なのに24時間以上陣痛に耐えて帝王切開になるかも?!ってどういうことですか・・!?~出産レポ編~

いよいよ、38週となりました。

エコーの推定ではもう3000gを超えているそう!

でも、子宮口は1センチちょっとしか開いていない。

ということはまだまだ陣痛は来ないかな、と先生からは言われていました。

もともと無痛分娩を希望していたので、予定としては

陣痛または破水→病院へ行く→子宮口が全開になったら麻酔を打つ→出産

という話になっていましたが、

この計画では、麻酔科の先生がいらっしゃる月~木の日中に限り可能。と

伝えられました。

「?!、それ確率結構低くないですか?!」

これまたびっくりです。

私の無知もいけませんが、無痛分娩に対して

「できる限り対応します」という病院の回答の裏にはこんな制約があったことに

38週目で知るわけです。苦笑

 

そこで提案されたのが、計画分娩でした。

39週に入り再度受診、様子を見て入院日を決めることになりました。

 

結局39週でも子宮口は変わらず1センチ程度。

まだ陣痛は来なそうだといわれ、入院日は出産予定日の前日となりました。

 

入院当日

8時:いつも通り朝ごはんを食べて、入院準備を持って病院へ。

9時:LDR室に通され着替え、ベッドで待機

9時半:医師による診察。子宮口はやはり1センチほど。

   「これは今日産まれない可能性もあるけど、どうする?」と聞かれる。

   (?!ここまで来たし、もうそのつもりだし、)「お願いします。」

10時:陣痛促進剤を投与される。

   少しずつ下腹部が痛くなってくるけど、まだ余裕がある。

13時:立ち合い希望のため午後休を取った旦那が病院へ到着。

   一緒にお昼ご飯をたべる。痛いけどまだ余裕あり。

14時:痛みが本格化してくる。陣痛の間隔は5分程度。

17時:痛い。痛いと叫び、背中をさすってもらわないとつらいレベル。

18時:医師による診察。

   医師「子宮口全然開いてないね。これは今日無理だわ。

     あきらめて一旦帰る?」

   私は何を言われているのか一瞬わからず、泣けてきました。

   こんなに痛いのに家に帰る????

   私「すみません、夜中に陣痛がひどくなる可能性もありますよね?」

   医師「もちろんあります。一回刺激していますのでね~」

   私「・・・。あの、このまま居させてもらうことはできますか。」

   医師「わかりました。では、今日の促進剤は一旦やめにして、

      明日朝一から別の促進剤でやってみますか!」

   私「はい、、(今日、今のこの痛みはなんだったんだろう)」

 こうして、LDRにて一晩過ごすことになったのですが、

 促進剤を止めても10分間隔で襲ってくる陣痛により、一睡もできず、

 食べることもできずで、憔悴しきっていきました。

 

翌朝。(出産予定日)

6時:医師「おはようございます。

     昨日と違う促進剤と子宮口を広げるバルーンを入れますね。」

6時半:昨日と明らかにレベルの違う痛みに襲われる。

8時:痛い。朝食が出るも食べられず、持参したウイダーを2口飲む。

9時:陣痛が2分間隔程度。とにかく痛くて腰が砕けそう。

12時:医師診察。「子宮口、全然開いていないね。」

   この一言で、心が折れる。でも泣く気力もなく痛みに耐える。

   医師「そもそも、もしかして、骨盤の大きさと開き具合も考えたら、

      赤ちゃん出てこれないかもね。

      帝王切開するしかないかな。」

   私はもう何も言う気力なし。

   医師と助産師で話し合いの声だけかすかに聞こえてくる。

   そして・・・

   助産師「今からレントゲン撮りにいきましょう!」

   私「?!怒」 

   なにも声は出せなかったものの、この怒りの表情、

   8年間一緒にいた中で一番怖い顔だったと旦那は言っていました。

   LDRが2階、レントゲンや外来は1階にある病院だったので、

   陣痛間隔1分以内の状況で1階まで降りて、

   直立しレントゲン写真を撮らなければならなくなったのです。

   助産師「歩けますか~?」という声かけにただ首を振ったりうめいて

   無理なことを伝え車いすでレントゲン室へ、

   外来に来ていたほかの人の哀れむ表情がまったく視界に入らないくらいの

   必死さでなんとかレントゲンを撮り終えLDRへ戻る。

   30分後、写真を見た医師の一言。

   医師「五分五分だね。」

   これにはさすがの旦那も驚いたそうです。

   あの必至に耐えた苦行はなんだったのか?

   この五分五分というどっちつかずの賭けのような言葉を聞くためだったのか、

   今思いだしただけでも、恐ろしいいびきです。ごぶごぶごぶごぶ・・・

 

次回に続きます・・・ごぶごぶごぶごぶ・・・